介護派遣とは?派遣で働くメリット・デメリットを解説
介護の仕事をしながら転職を考えている方の中には、介護派遣に興味をもっている方も多いのではないでしょうか。しかし、そのメリットやデメリットとなると「よく…
もっと見る就職や転職で企業との面接をする前に、書類選考に通過しなければなりません。書類選考ではこれまでの経験やスキルを見られますが、志望動機も重要な要素となります。しかし、介護職の志望動機となると、何を書けばいいのか悩む方も多いでしょう。そこで今回は、介護職の志望動機の書き方を紹介します。
介護職に限らず、就職や転職活動では志望動機を書かなければなりません。しかし、職種によって書くべき内容が異なるため、介護職の志望動機には何を書くべきかポイントを押さえておきましょう。
まず、なぜ介護職を志望するのかを明確にするのがポイントです。条件面や働き方ではなく、介護職を目指すきっかけとなったエピソードを書く必要があります。たとえば、親の老後が心配になって興味を持つケースや、人に寄り添う仕事がしたいと感じたのが理由となるケースがあるでしょう。
次に、なぜその職場・応募先を選んだのかを明記します。一口に介護職といってもさまざまな職種・就職先があるため、なぜそこに応募したのかを伝える必要があります。
そして、想いを伝えることも需要ですが、経験やスキルも重要なポイントとなります。経験のない場合でも、前職の経験を生かしてどのようなことに貢献できるのか記載しておくといいでしょう。そのほかにも、将来の目標や応募先で働きたいという想いが伝わる文章にするのがおすすめです。
ここでは、年代別の志望動機の一例を紹介します。
祖父が介護を受けるようになったことをきっかけに、介護という仕事に興味を持ちました。また、貴社の企業理念である「〇〇」に共感し、志望しました。私は大学卒業後、保険代理店の営業職として3年間従事しておりました。人のニーズに寄り添うことやコミュニケーション能力には自信があり、保険に関する知識も役立てられるのではないかを考えております。貴社で介護職として経験を積み、将来的には介護福祉士やケアマネジャーの資格を取得したいと考えております。介護に関する知識とスキルを高め、人で不足の介護業界で質の高いサービスを提供できるようになりたいと思っております。
貴社の施設見学を通じ、介護利用者に対する向き合い方やスタッフの方の対応に感動し、志望しました。私はこれまで有料老人ホームに12年間勤務していた経験があり、介護福祉士の資格も取得しております。しかし、前の職場では介護士としても業務は学べたものの、全員に対して画一的な介護サービスを提供していることに疑問を感じておりました。そこで、貴社が提供する一人一人に寄り添う介護に共感し、自分の理想とする介護を提供できるのではないかと考えました。
貴社の50代でも活躍できる職場であるという求人に興味を持ち、志望しました。これまでは専業主婦として過ごしていましたが、親の介護を経験し、人の役に立ちたいという気持ちを強く持つようになりました。介護職は利用者の生活を支える仕事だと聞き、専業主婦の経験も活かせるのではないかと考えております。また、体を動かすことが好きでジムにも通っているため、体力には自信があります。
介護職の志望動機を書く際は、注意点もあります。たとえば、前の職場の退職理由を記載する場合、マイナスすぎる内容や人間関係のトラブルを記載するのはおすすめしません。とくに人間関係のトラブルは、採用した際にもトラブルメーカーになるのではないかと思われ、内定をもらえない可能性が高まります。
また、失敗しがちなのが給与や条件が理由だと志望動機に記載することです。もちろん、求職者にとって給与や福利厚生は重要なポイントとなるでしょう。しかし、志望動機に給与や福利厚生が応募した理由だと記載してしまうと、条件がよければほかの職場でもよかったのではないかと思われてしまいます。
そのほか、インターネットにある書き方をコピーするのもやめましょう。参考程度に見るのは問題ありませんが、志望動機をそのままコピーしてしまうときちんと想いが伝わらなくなってしまいます。なお、採用担当者もコピーしているのを感じとられてしまう可能性があります。志望動機は人によって異なり、同じ志望動機は存在しません。必ず自分の言葉で書くようにしましょう。
就職や転職を検討する際は、志望動機を書く機会があるでしょう。介護に関する仕事の志望動機を書く場合、職種を希望する理由や、応募先で働きたいという思いが伝わる文章にする必要があります。また、就職したらどのような経験やスキルが生かせるのかを明記しておきましょう。なお、インターネット上にはさまざまな志望動機の例文がありますが、コピーはやめましょう。参考にするのは問題ありませんが、採用担当者に想いを伝えるなら自分の言葉で書くことが大切です。