介護職の転職面接における服装・身だしなみマナー
転職面接では、業種や職種によって服装をどうするべきか迷うことも多いものです。介護職の場合はどうなのでしょうか。事務系の仕事ではないからスーツは違うかも…
もっと見る一口に介護職といっても、さまざまな職場や働き方があります。自分に合わない職場で働くことになると、ストレスを抱えて働かなければなりません。そのため、長期的に介護職として働くためには、自分に合う職場を探すのが重要だといえるでしょう。そこで本記事では、介護職の職場選びのポイントや探し方を解説します。
介護職の現場に限ったことではありませんが、自分に合わない職場で働くことは大きなストレスになります。いったんはストレスを抱えながら働けても、長期的にみると退職してしまう方が多いでしょう。
また、不満やストレスを感じる職場は、やりがいや自身のキャリアアップなどポジティブな要素を考えられなくなってしまうこともあります。自分自身の成長や暮らしのためにも、自分に合う職場探しは重要だといえるでしょう。また、介護職の職場選びでは、いくつかのポイントを確認して検討するのがおすすめです。
まず、職場について調べることがポイントの一つに挙げられます。職場について調べるというのは、インターネットやホームページで情報収集をするのはもちろん、職場見学をするのが重要です。インターネットだけでは得られない情報も多くあり、見学を通じて施設の雰囲気やスタッフの対応、施設の清潔感などを確認しましょう。
次に、福利厚生や待遇について調べることも大切です。どんなにやりがいを感じられる職場でも、給与が低いと不満を感じることになります。給与や待遇を事前に調べ、後々ストレスを感じないよう注意しましょう。
そのほか、就職予定の職場で働きたい目的を明確にしておくのもポイントです。自宅から近い、給与が高いといった条件面だけで選んでしまうと、思っていた業務内容と違う、希望の働き方ができないというトラブルになりがちです。なぜその施設で働きたいのかという理由を明確にしておくと、仕事に対するモチベーションアップにもつながるでしょう。
一口に介護施設といってもさまざまな種類があります。職場の雰囲気や給与、勤務形態が希望通りでも、業務内容が希望に合わなければ長続きしないでしょう。そこで、職場選びでは、業務内容・働き方・給与の何を優先するなかを明確にしなければなりません。
たとえば、業務内容で選ぶとなると、どのような介護をしたいのか考える必要があります。特別養護老人ホームは介護度の高い利用者が多いというのが特徴で、寝たきりや車いすの人に対する身体介護のスキルが身に付くでしょう。一方、優良老人ホームの場合は、幅広い介護度の利用者がいます。また、個室が基本のため、一人一人に向き合いながら幅広い業務をしたい方に向いているでしょう。
また、働き方で選ぶ場合は、夜勤の有無がポイントになります。家庭と家事を両立したい、体力に自信がない方は夜勤のない働き方を選びましょう。デイサービスは基本的に夜勤がありません。
そのほか、給与で職場を選びたい方も一定数いるのではないでしょうか。給与を最優先に職場を選ぶなら、介護老人福祉施設が平均給与35万430円、介護老人保健施設が33万8,920円で高水準となっています。つまり、自分が職場に何を求めるかによって、適した職場が変わるのです。
介護職で就職を考えている方の中には、どのように就職活動を進めていくべきか迷っている方もいるでしょう。
職場の探し方はいくつか選択肢があり、1つはホームページや求人サイトから自分で問い合わせる方法です。自分で探すことのメリットは、自分のペースで検討を進められることでしょう。また、働いてみたい職場で求人情報が掲載されていなくても、直接問い合わせていると採用試験を受けられるケースがあります。
2つ目はハローワークを利用する方法です。ハローワークにあるパソコンを使ったり、ハローワークのインターネットサービスを利用したりして求人を探せます。
3つ目は転職エージェントを利用する方法です。転職エージェントは求職者と人材を探している企業や施設の橋渡し役となり、スムーズな就職活動をサポートしてくれる存在です。求人情報の紹介だけでなく、書類作成や面接対策、相談も受け付けてもらえるのが魅力でしょう。
なお、現職を続けながら転職活動を行う場合、スケジュール調整や企業とのやりとりが負担になることもあります。転職エージェントを利用すれば、連絡の対応にも対応してくれます。
介護職での就職を希望する場合は、自分に合う職場を探すことが重要です。一口に介護職といってもさまざまな職種・職場があり、なんとなく職場を探してしまうのはリスクがあるのです。そこで、職場探しでは、どのような職場で働きたいかを明確にしたり、給与や福利厚生について調べたりするのが重要でしょう。入社前と入社後のギャップを減らすことが、長く働き続けるポイントになります。