30代からでも介護職へ転職できる？向いている人の特徴を紹介

転職を検討している方のなかでも、介護職に興味をもっている方はたくさんいるのではないでしょうか。しかし、30代ともなると「今から介護職に転職なんてできるのだろうか…」という不安が頭を悩ませるかもしれません。今回はそんな方のために、30代で介護職に転職するメリット、デメリットを解説していくので、ぜひ参考にもしてみてください。

30代から介護職に転職することはできるのか

30代で介護職に転職することには、不安を覚えている方も多いことでしょう。しかし、30代でも介護職に転職することはできます。正社員も十分狙うことができる業界なので「安定した職に就きたい！」と考えている方も、積極的に検討してみるといいでしょう。

介護職の雇用形態には正社員以外にも、パート・アルバイト、契約社員、派遣社員などが存在しているので、働き方を選ぶことも可能です。因みに、介護業界は現在人手不足となっています。しかし、高齢化は進んでいるので、同時に需要が見込まれてもいるのです。そのような背景もあり、介護業界へは未経験でも転職を叶えやすいとされています。

「資格もないし、今からじゃ遅いんじゃないかな…」などと考える必要はありません。興味をもっているのであれば、ぜひ転職の選択肢に介護業界も加えてみてください。

30代で転職するメリット

次に、30代で介護職へ転職することにはどのようなメリットがあるのかについて、確認しておくことにしましょう。まず、介護職なら働きながら資格を取得することが可能です。資格のなかには、実務経験を積めば、受験の資格が得られるものも存在しています。

資格取得のためのサポートを行っている施設なども増えてきていますから、そのようなところを選んで応募を検討してみるのもいいでしょう。資格を取得していきながら、スキルアップを図っていくことも考えられます。「長く働いていきたい！」という希望をお持ちの方も、介護職であれば満足できる可能性があるといえますね。

また、ライフスタイルに合わせた働き方ができるというのも、介護職の魅力のひとつです。プライベートの充実や、家事や育児との両立を図りたいと考えている方でも、介護職は働きやすいと感じられるのではないでしょうか。これらのメリットをうれしいと思うのであれば、介護職にも向いている可能性が高いといえます。

そのほか介護職にも向いている人の特徴としては、人の役に立ちたいと考えている方、を挙げることができるでしょう。介護の仕事は、自分のことばかり考えているようでは務まりません。

また、スタッフとの連携や利用者との関わりも求められるので、コミュニケーション能力が高い方は、介護業界でも活躍できる可能性が高いです。周りの様子をよくみて、気配りができることも、実際に仕事をしていくうえでは重要となります。

さらに、気持ちの切り替えが上手な人も、介護業界で求められる人材となることが予想されます。介護職はストレスを感じるシーンも多いので、前向きな姿勢で業務にあたっていけるといいですね。

30代で転職するデメリット

もちろん、30代で介護職に転職することには、デメリットもあります。検討をする際にはそれらデメリットについても、しっかりと認識しておくことにしましょう。

まず、大きなデメリットとして挙げられるのが収入についてです。業務について考えたときに、収入と見合っていないと感じる方はたくさんいます。30代ともなるとライフスタイルに大きな変化が生じている方もいるでしょうから、この点に関してはあらかじめきちんと考えておく必要がありそうですね。

また、身体的な負担についてもデメリットととらえられることでしょう。体力が必要になる作業はたくさんありますし、身体がついていかないことを理由に退職する方も多いです。もちろん、慣れない業務にあたることやスタッフ間などの人間関係によって、精神的な負担を感じる方もいます。

そのほか、シフト制が採用されている職場で働くことになれば、生活リズムも心配になるでしょう。自分に合った働き方ができないと、疲れやすくなったり、ストレスが溜まりやすくなったりすることも考えられます。健康管理にもより注力しながら、生活をしていかなければいけないかもしれませんね。

さらに、仕事のしにくさを感じるシーンもあるかもしれません。早いうちから介護の業界で働いている人もいるので、30代となると、年下から指示を受けることもあり得ます。そういったことにやりにくさを感じるタイプの方は、こちらもデメリットとして覚えておく必要があるのかもしれませんね。

まとめ

30代で介護職に転職することには、メリットもたくさん存在します。興味をもっている方はぜひ、介護職も積極的に候補に加えてみてください。実際に転職先を探すときには、どんなサービスを利用するかも大切なポイントになります。

サービスの選択肢は、豊富に存在しているためです。納得のいく就業を叶えるためには自分の希望や状況に合ったサービスを利用しなければなりませんので、しっかりと比較検討を行うようにしましょう。